仕事を知る

大学時代、ホテルのカフェラウンジでアルバイトをしていましたが、常連のお客様から接客を褒めていただき、とても嬉しかった思い出があります。お客様の喜ぶ顔を見られる仕事がしたい。信用金庫は地元に根づいてそれができる仕事だと思いました。当金庫は神奈川県に本店を置く金融機関で初めて「くるみん」の認定を受けている点やアットホームな職場の雰囲気が気に入り志望しました。現在は営業店近くの名刹巡りが趣味。仕事のエリアでもある古都の地で、歴史風情に触れる贅沢を感じる日々です。※現在は「プラチナくるみん」を取得。

お客様一人ひとりの現状と夢に沿った提案をするのが、
ライフプラン・アドバイザー(LA)。

ライフプラン・アドバイザー(LA)は、個人のお客様の現状と将来の計画に応じて資産形成や相続対策などをご提案する仕事です。預金、各種保険、投資信託、ローンまで幅広い商品を取り扱っています。家族構成もそうですが、人によって価値観や夢は様々ですので、単に金融商品を提供すればよいということではありません。お客様のお考えとニーズを把握し、寄り添った提案をすることが重要です。ご相談の際、いきなり商品説明をするのではなく、まずはじっくりとお話を伺ってお客様のことを深く知るように心がけています。その方の内面や生活が見えてきたら、湘南しんきんがお手伝いできるベストなタイミングを見逃さず、商品プランや手続きなどを丁寧にご説明するようにしています。相談内容によっては税理士などの専門家を紹介することもあります。いつも身近でお客様のお役に立てる存在でありたいと思っています。

預金係からLAへ。
自分で計画を立てて行動する大切さを学ぶ。

入庫から約3年間は預金係として窓口や出納業務を担当し、6年目からLAになりました。預金係は1日の業務の流れが大まかに決まっていましたが、LAは自分でイチから業務を組み立てる必要があります。方針と目的に沿っていれば、ある程度自由に活動できる代わりに、自ら考えて動かなければお客様と接点を持つことも簡単ではありません。モチベーションを高めて積極的に行動し、自分のペースをつくることができれば仕事を管理しやすく、プライベートも充実します。初めのうちはペースを掴むのに苦労しましたが、上司に相談しながら自分で考える力をつけていきました。

お客様と打ち解けるきっかけづくり。
色々な分野に興味を持ち、話題を豊富にする。

私が担当しているのは鎌倉エリアのお客様です。昔から鎌倉に住んでおられるご高齢の方も多くいらっしゃいます。地域柄もあるのかご自身の資産を増やすというよりも、愛着あるこの地で穏やかに暮らし、蓄財は家族のために残すこと(継承したい)というニーズが強いように感じます。ですから相続対策をはじめ、お子様やお孫様に資産を残すプランをご提案することが多いです。一方で若いご夫婦などには将来の資産づくりに向けた運用商品や、お子様の教育資金の準備、マイホーム資金など、ご相談内容も多岐にわたります。
色々な世代の方とお話しするため日頃から様々な分野にアンテナを張っておくよう心がけています。確かな金融知識を持つことはもちろん必須ですが、お客様と打ち解けるためには世間話も含めて話題豊富なことも大切だと感じています。

目標は自身の提案力、対応力の向上と、
後輩職員をサポートしながら育てること。

LAは努力次第で提案商品の幅を広げることができます。私は個人ローン商品の知識が不十分で、今はまだ融資担当者へつなぐ対応しかできていません。「借りたい」ニーズのお客様に対してもしっかりと提案できるように勉強していきます。
また、後輩職員の指導にも力を入れていきたいと考えています。若手LA向けの研修は様々ありますが、実際にお客様と対面でお話しする「現場」では、研修で習った通りにいかないケースも少なくありません。それは私自身たくさん経験してきました。後輩たちが苦手意識を持たないようにお客様とお会いする際、同席してサポートしながらスキルアップに役立つ助言や経験の中で得たノウハウを伝えていきたいと思います。湘南しんきんの職員が皆、お客様に頼られる存在となり、仕事の達成感を味わえるように少しでも貢献していきたいですね。

ある1日のスケジュール

ある1日のスケジュール

8:30 出勤、役席ミーティング(1日の活動予定報告)
8:45 全員朝礼
9:00 情報収集
10:00 電話、店頭セールス
12:30 昼食
14:00 お客様宅訪問
15:30 帰店
15:45 日報作成、預かり物件の整理、明日の準備
17:15 役席ミーティング(1日の活動結果報告)