仕事を知る

大学時代は東洋史を専攻し自分なりに勉強に励んだ4年間だったと思います。キャンパスへは2時間以上かけて通学していました。生まれ育った場所から遠く離れた地域へ通うことで地元の良さを再認識し、地元が好きだという自分にも気づきました。それが湘南しんきんを就職先に選んだ理由のひとつでもあります。結婚、出産を経て、現在は夫、子どもとの3人暮らしですが、地元に住み続けています。家族みんなで遊べる場所に出かけることが休日の楽しみです。

人財育成課の仕事は、
湘南しんきんの未来を創ること。

人財育成課には採用活動、スキルアップ支援、働きやすい職場環境づくりなどの業務があります。私は全般に関わっていますが、どれも未来の湘南しんきんを創る重要な仕事だと思っています。
新卒採用業務では、就活中の学生に向けた説明会の開催や採用面接を担当しています。内定の決まった学生には月に1回懇親会で先輩職員と話す機会をつくり、入庫前の不安を解消できるようにしています。スキルアップ支援は、研修の企画立案からプログラム作成、運営まで担います。新入職員研修では講師を務めることもありますし、専門的な研修は外部講師の方と相談しながら効果の高い内容を組み立てます。働きやすい職場環境づくりで注力しているのは、産休・育休中の職員のサポート、復職支援です。休業中の職員に連絡を取ったり、湘南しんきん内の最新情報をまとめた「たまごひよこ通信」を送付してブランクによって再び働く気持ちが減退しないように働きかけています。

自身のキャリアと様々な体験を、
人事面の制度づくりに活かしたい。

私は入庫後6年半預金係を担当し、その後、社会保険労務士の資格を取ったことをきっかけに営業統括本部で年金相談業務を経験しました。若いうちに様々な業務にあたり、金融機関の取り扱う幅広い商品やサービスについて理解を深められたことは財産になっています。人事部へ異動後、出産を経験し、産休・育休を取得しました。産前産後、当庫の制度を利用してお休みを取り、復職後もこうして仕事を続けられています。子どもの事情で早退や休暇を取らなければならない時もありますが、制度面だけでなく上司や同僚の理解とサポートがとても大切であると身をもって感じます。私自身の体験が一つのロールモデルとなれるように働きやすい職場環境づくりの整備に活かしていけたらいいなと考えています。

仕事と家庭を両立しながら、
安心し充実して働ける環境へ。

私は「本当」の意味で職員が働きやすい職場にしていきたいという思いがあります。特に子育てをしている職員からは、「両親の手助けがないと立ち行かない」、「1日が終わる頃には仕事と家事でくたくたになっている」という話を聞くことがあります。少々無理をすれば何とかなる。多少の我慢や苦労は仕方ないというのでは、本当の働きやすさとは言えないと思います。無理なく安心して仕事と家庭を両立でき、心身の充実を維持できること。それが目指す理想です。簡単ではないですが、小さいことから少しずつ変えていきたいですね。

夢を持った人を応援できるのが、
信用金庫の仕事。

説明会や採用面接などで学生と接する中で、何となく就職活動をしているけれども、自分が本当にやりたいことが見つからない人も少なくないと感じます。私も学生の時は大学を卒業したら働くものと漠然と思っていました。周りに合わせて就職活動をしていたところもあります。友人はどんどん夢を見つけて前へ進んでいるのに私は将来の目標が見えず悩んでいました。結局どれだけ考えても答えは見つかりませんでしたが、友人のように夢を持った人を応援する仕事だったら自分にもできるかもしれないと思いました。それが信用金庫を志望した理由です。様々な業種の様々な夢を持った人たちに出会える仕事。そこがやりがいだと思います。
学生の皆さんは限られた就職活動期間を通じて、とことん自分と向き合って悔いのない時間にしてほしいと思います。

ある1日のスケジュール

8:30 子どもを保育園に預けて出勤。メールやスケジュールの確認
9:00 朝礼
9:15 法改正に伴う金庫内規定変更の打ち合わせ
11:00 産休・育休中の職員への連絡
12:00 昼食
13:00 通信講座や各種研修の打ち合わせ
14:00 女性管理職育成セミナーへ参加
17:00 終礼

ある1日のスケジュール