さまざまな目的でご来店されるお客様に
一人ひとり丁寧で誠実な対応を心がける。

支店の窓口に立つテラーとして、お客様対応を担当しています。口座開設や入出金、公共料金のお支払いなどさまざまな御用で来店されるお客様が初めに顔を合わせるのがテラー。それゆえに湘南しんきんの最初の印象になります。当金庫がお客様に寄り添った誠実で丁寧な地域の金融機関であることを感じ取っていただけるように、一人ひとりとしっかり目を合わせ、笑顔の接客を心がけています。
入庫後は、半年ごとに預金・出納・為替業務をローテーションで経験しました。中でも一番勉強になったのが今担当している預金業務です。お客様の現在の状況や将来へのお考えによってご案内が変わってきます。まさに十人十色。複雑な手続きとなる事案や相続問題など長期間にわたる対策が必要な場合もあります。初めてのお客様へ丁寧に対応することで、再びご来店され、提案を聞いてくださる機会が広がった時は達成感があります。何より笑顔で帰られるお客様を、こちらも笑顔でお見送りできるのがテラーにとってもっとも嬉しい瞬間です。

つねに気を抜かないこと。
ミスをなくすためにできることを徹底する。

入庫間もない頃、お客様から税金のお支払い額を多くいただいてしまったことがあります。閉店後に収支が合わなかったことから発覚し、再度ご来店いただき返金しました。完全に私の不注意によるミスです。お客様にご迷惑をかけしたことを大変申し訳なく感じ、それ以降は同じミスを繰り返さないよう、少しでも誤りの原因となる不確かなことや不安に感じる点は必ず記録して読み返すようにしています。テラーの心がけ一つでお客様からの信頼と評価が大きく変わるので、常に気を抜くことなく窓口に立っています。
ミスを起こして自責の念に駆られている時、優しい言葉をかけてフォローしてくださる先輩方が周りにたくさんいました。とてもありがたく感じたのを覚えています。

時機が来るまであきらめず、
信念を持って提案を続ける。

お客様のお役立てとなる金融商品を提案するのもテラーの仕事です。保険や投資信託などのほか、相続のご相談にも応じます。提案にはお客様との信頼関係が基本です。一方的に商品を勧めるのではなく、お客様の考えに深く耳を傾けて何が必要なのかを一緒に考える姿勢が大事です。同じ目線、同じ立場でお話しすることが提案を受け入れてもらう鍵だと感じています。
以前、お客様に「運用商品は怖いから」とお勧めした提案を断られたことがありました。拒絶反応のような感覚でしたが、私はその商品は必ずお客様のためになるものだという確信がありました。電話や手紙でコンタクトを取り続けたところ、しばらくして話を聞きたいとご連絡をいただきました。そしてご契約。「加藤さんに相談して良かった」とおっしゃられた時は感無量でした。ご友人まで紹介いただき、私への信頼を実感することができました。一度断られるとあきらめてしまいがちですが、確かな提案であれば時機が来るまで粘り強く続けることも大切だと学びました。

いろいろな仕事を経験しながら、
進むべき道を探していきたい。

職場内から頼りにされる存在になりたいです。私が困っていると一番に気づいて声をかけてくださる憧れの先輩がいますが、それをお手本にして自分も悩んでいる後輩から頼られる立場となれるように努力していきます。
今はまだ職場内での明確な将来像は定まっていませんが、まずは現状の業務をしっかり身につけて地力を蓄えることが優先と考えています。その上でいずれは他の業務や他支店も経験しながら可能性を広げていきたいですし、得意領域も見つけたいと思います。湘南しんきんでは男女問わず、融資や営業など幅広い部門で活躍のチャンスがあるので、将来を見据えながら経験値を高めて、しっかりと成長していきたいです。

ある1日のスケジュール