大学でバレーボールをしていたので、会社でも引き続きバレーボール部に所属しています。現在、部員は約40名。社内のクラブとしては大きい方で、活動も結構盛んです。毎夏、横浜で開かれる大きなビーチバレー大会には部としてエントリーしているので、春頃からはその練習に熱心に取り組んでいます。成績としては、かなりいいところまでいっているので、上位入賞は近いと確信しています。練習のない冬の間は懇親会で職員間の親睦を深めています。
営業店で主に融資の経験を積み、18年目に支店長になりました。現在の支店は職員9名、パート職員1名の合計10名で構成されており、預金および融資の規模も勘案すると、湘南しんきん全体では中型店舗と位置づけられます。支店長の役割は、人材も含めて、文字通り店舗を預かり、牽引力を発揮して成果を挙げ、金庫並びに地域に貢献することです。着任してから店舗では「後ろには壁しかない」責任の重さはひしひしと感じています。周囲の意見を参考にはしますが、店舗における最終的な判断は自分が下さなければなりません。それだけに一方では、支えられていることのありがたさも改めて身に沁み、以前にまして職員とのコミュニケーションを大切にするようになりました。顧客満足度はもちろん重要ですが、その前提として私は従業員満足度を高めることに力を入れています。フラットに話ができる雰囲気を心がけ、その中で表情や声に変わりはないかを日々、個別によく見るようにしています。
支店の職員に求めているのは、自分で何ができるかを考え、互いに先回りした提案や行動がいかに出来るかということです。私自身、そういうやり方を通して、お客様のお役に立ちながら、支店の成果に繋げ、同時に自分も成長させていただいています。また、その間には、支店の仲間や本部のバックアップといった過程が、一層の人間関係にプラスに作用すると感じています。その喜びを知ってもらいたいので、私は常にプレイングマネジャーとして、率先して前向きな姿勢を示すように心がけています。嬉しいことに、現在の支店の職員は非常に意識が高く、常に意欲的に業務に取り組んでいます。良い影響を与え合う流れが自然にできあがっているのは、支店長として、とても心強く感じているところです。
支店長になってから嬉しかったのは、長いおつきあいになるお客様に喜んでいただいたことです。お会いしたのは、私が外回りを始めたばかりの頃でした。バイクに乗って出かけたものの、道もまだうろ覚え、そこに大雨。途方に暮れ、せめて道を教えていただこうと、あるお宅の玄関のベルを鳴らしました。そこで、そのお客様が出てこられ、私の話を聞いて、その場で定期預金をしてくださったのです。それ以来、懇意にしていただき、「支店長になったら真っ先にご報告します」とお約束していました。そして、その時が来て、本当に真っ先に電話でお知らせしました。すると、電話口から涙声で喜んでくださっている様子が伺え、私も思わず一緒に涙を流してしまいました。本当に特別な思い出ですが、あの時、あたたかく励ましてくださったのも、地域で愛されている湘南しんきんの職員だったからにほかなりません。先輩方が築いてくださった信頼を受け継いでいく責任は今、支店長としてあらためて意識しています。
支店長としての目下の課題は、地域における認知度をさらに高めていくことです。難しいのは、現在の支店のある地域は住宅街が中心で、昔ながらの地域行事や祭事が少なく、きっかけが作りにくいことです。それだけに、私も含めて個々の職員が、お客さまと日頃から密な関係を築き上げることが最も重要だと感じています。介護や医療などの成長分野、あるいは意外な分野の開拓にも果敢に取り組んでいきたいです。これから湘南しんきんを目指す皆さんへのアドバイスとしては、地域と一体となり、明るく爽やかに且つ情熱を持ってチャレンジすれば、大抵のことは答えや結果が出るものです。私が30代から今に至るまで支店長として全力を尽くせるのも、湘南しんきんでは若い力に大きな期待が寄せられているからだと認識しています。是非、一緒に地域を盛り立てていきましょう。
8:30 | 全員朝礼、役席のミーティング |
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9:00 | 書類の検証、できるだけ担当の職員と一緒に書類を見て、話を聞く |
12:00 | 昼食 |
13:00 | ご来店のお客様の対応、面談 |
14:00 | 融資係に同行して、お客様を訪問、面談 |
15:00 | 町内会の会長を訪問、情報交換 |
16:00 | 店舗の成績の確認、日/週/月/年単位で管理、結果を係別、担当者別に話し合う |
17:15 | 終礼 |