仕事を知る

小学校から高校卒業まで、サッカー中心の生活でした。そのときのチームメイトは今でも大切な存在です。大学に進学してからも社会人チームに参加してサッカーを続けました。現在は、湘南しんきんの部活との掛け持ちです。神奈川県信用金庫サッカー大会でも、好成績を残しています。試合や練習をしているときは、サッカーに全力を注いでいます。それがオンとオフの切り替えとなり、またリフレッシュにもなっています。

入庫1年目に金融機関の基本を学び
2年目から営業として得意先を訪問する

入庫1年目は、預金業務全般に携わりました。ジョブローテーションで数ヵ月ごとに各業務を経験し、1年間で4つの係を担当しました。金融機関としての基本の実務に触れることで、正確さと責任が求められることを知りました。決まり事や複雑な手続きも多く、分からないことはすぐに聞くようにし、ノートにまとめるようにしていました。
2年目からは渉外係に。一人でお客様を訪問し、定期預金や年金受取口座の指定のほか、個人向け国債や投資信託、保険等、様々なセールス活動を行いました。自分から声を掛けないかぎり取引に繋がらないこと、数多くのお客様を訪問活動しないと結果は出ないことを学びました。

渉外担当として法人のお客様を担当
一つの信頼から仕事が広がっていく

現在は本店営業部の渉外係として活動しています。既存のお客様の貸出金のボリュームアップ営業も行いますが、どちらかと言えば法人のお客様をターゲットとした新規開拓がメイン業務です。最初は営業のやり方がわからず、ひたすら飛び込み営業をしていました。玄関先で断られることも度々でした。
本店営業部に異動したとき、成績の良い先輩が「お客様からの紹介を大切にしなさい」と教えくださいました。そこで、既にお取り引きいただいているお客様にお会いした際に、「どなたかご紹介していただけませんでしょうか?」とお願いしてみました。その方は快く知人の連絡先を教えてくださり、営業の入り口を作ってくれたのです。紹介をいただいているので新たなお客様からも信頼を得やすく、具体的な提案をすることもできました。一つの信頼がいかに大切な財産であるかを身をもって知ることができました。

友人の紹介で獲得した法人の初契約は
ずっと続く信頼関係に発展

法人のお客様の初契約も、サッカーチームのメンバーの紹介でした。早速、会社を訪問してお話しさせていただいたところ、他の金融機関との取引を考えていたようでした。それでも、「これも何かの縁だ。友人が巡り会わせてくれたことを、良いきっかけにしよう」と、新規で事業資金のご融資を契約していただきました。そのお客様は起業されたばかりで、私も法人営業を始めたばかりの頃です。「君も私も、お互い駆け出しだ。今後ともよろしく」と笑顔で言ってくださったのが印象に残っています。融資後、お客様は初年度の決算をしっかりと黒字で終え、現在も頑張っていらっしゃいます。異動で担当は後任にバトンタッチしましたが、今でも連絡を取り合ういい関係が続いています。

お客様の真のニーズを引き出し、
本当に必要な商品を提案していく

地元の皆様の支えになることが、この地に根ざして活動をする信金として果たすべき使命だと思っています。とくに中小企業の方々の身近にいるパートナーとして、どんなことに困っているのか、何を求めているのか、お客様の話を親身にお聞きしていきたいと思っています。渉外担当として成績は求められますが、数字のためにお客様のご希望に沿わないセールスは絶対に行ってはいけないことです。お客様の状況に合った本当に必要な商品を提案できるよう心掛けています。
自らのセールスで湘南しんきんを選んでいただき、「頼りにしているよ」と言葉をかけてくださるとやりがいを感じます。当庫の融資によって事業が拡大したり店舗が大きくなったりしていくのを見ると、この仕事をやっていて良かったと思えます。

ある1日のスケジュール

ある1日のスケジュール

8:30 出勤
8:45 全員朝礼、係ミーティング
9:00 店舗オープン、借入稟議
10:30 お客様を訪問
12:00 昼食
13:00 お客様を訪問
16:00 帰店
17:00 係ミーティング、日報作成
17:15 終礼