仕事を知る

大学時代は飲食店や歯科医院の受付などでアルバイトに励み、貯めたお金で海外旅行へ行きました。今も旅行好きで年1回は家族旅行を楽しんでいます。現在小学校と保育園に通う子どもがいます。やはり出勤前の朝の支度と、退勤後の子どものお迎えはとても慌ただしいです。それでも湘南しんきんは仕事と子育てを両立しやすい環境を整えてくれているので、夫とも協力して楽しく過ごせています。

融資を受けたいお客様と向き合いながら、
適切に応えていく。

藤沢支店で融資業務を担当しています。資金を必要とされる法人、個人のお客様のお話を伺い、用途などを調査して、ご要望に合った融資プランを提案するのが仕事の起点です。お申し込みをいただいたら実際にご融資できるかを庫内で検討します。
藤沢地区は飲食業や不動産業などの事業者が多く、特に藤沢支店は資金調達のご相談が多いです。法人融資でお客様から求められるのは対応のスピードと正確さ。融資可否の判断や適時の融資実行は、事業を行うお客様にとって非常に重要となります。つねに迅速で丁寧な対応を心がけています。私のモットーは事業のアドバイザーになったつもりでお客様に寄り添うこと。冷静かつ適切に判断することで信頼を獲得できるように努めています。

体調を崩しやすい子どもに苦労する中、
係替えが仕事と育児のペースをつかむ契機に。

入庫後は預金係を担当していました。私は2度産休・育休を取得していますが、1度目は預金係の時。復職したものの子どもが頻繁に熱を出してしまい、夫や両親の協力を得てもなかなか仕事と家庭を両立するのが難しい時期がありました。半期に1度ある上司との面談の際に、仕事を続けていくのが環境的に難しいかもしれないと伝えたところ、融資係をやってみないかと提案を受け、係替えが決まりました。
融資係は自分が担当するお客様とお会いし、約束をするのである程度、時間調整が可能です。書類作成もありますが毎日のルーティンではなく、自分のペースで計画できます。例えば休みを取った後に積み残しをまとめて処理できるなど、子育てしながら何とか乗り切れるようになりました。融資係の仕事は毎回新しい知識を身につけながらステップアップしていけるところが自分に向いていると感じています。

産休・育休取得後は復職するのが当たり前。
無理なく働ける職場を一緒に考えてくれる。

約10年前、私は出産後も仕事を続けることができましたが、周りは妊娠をきっかけに退職を選ぶ女性職員が今よりも多かったと記憶しています。数年前に2人目を出産しましたが、今では復職するのが当たり前の雰囲気です。
当庫の復職時には入園する保育園の近くの営業店で働けるように希望を出すことができます。配属が決定する前に相談の場が設けられ、保育園からの距離だけでなく、お店の規模や親しい職員がいるかなども考慮されます。湘南しんきん全体で取り組んでいるのを感じますし、無理なく仕事と育児を両立できる環境なのかを人事も一緒に考えてくれることを心強く感じました。
今は保育園、学校の行事などでも休みを取りやすい環境です。早く帰らなければならない時は定時を待たずに帰らせてもらうなど柔軟に対応していただけます。最近は私自身、仕事に少しゆとりを持てるようになっています。

街全体をつなぐのが信用金庫の役割。
それぞれの業務が地域の発展に必ず活きる。

預金と融資という金融機関の主要業務を二つ経験して、信用金庫の見方が変わってきました。預金業務を担当していた頃はお客様からお預かりした大切なご預金を原資に貸し出しをしている認識でした。融資業務を経験して融資はただお金を貸すだけではない、地域を発展させるお金を還流させているのだと気づきました。湘南しんきんの法人のお客様は地元に根付いた中小企業が多いため業績が伸びれば街全体が活性化し、地域に住む人たちにも還元されます。今ではこの街と企業、そして地域の人をつないでいるのが湘南しんきんであると感じられます。
預金も融資もどちらもお任せいただけるのが私の強み。お客様のお金に関する相談や悩みのすべてに向き合える担当者として、これからも経験と知識を深めながら地域の発展に貢献していきたいと思います。

ある1日のスケジュール

8:00 出勤
8:40 役席ミーティング、全体朝礼
9:00 店舗オープン、電話対応、稟議書起案
12:00 昼食
13:00 稟議書起案
14:00 上司と同行訪問、現地調査
16:30 帰店、稟議書起案
17:15 終礼

ある1日のスケジュール